トップページ/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 薬学部が「第24回薬学部高校生体験実験講習会」を開催

  • 最近の名城大学薬学部について紹介する灘井入学センター長 最近の名城大学薬学部について紹介する灘井入学センター長

2025年11月29日(土)、本学八事キャンパス薬学部において、高校生を対象とした「高校生体験実験講習会」を開催しました。

本講習会は、実験の楽しさや薬学の魅力を伝えることを目的として2000年度から実施しており、今回で24回目の開催となります。今回のテーマは「蛍光色素フルオレセインを合成してみよう」。当日は高校1年生から3年生までの28名が参加しました。

  • この実験の目的や概略を説明する武永助教 この実験の目的や概略を説明する武永助教
  • 実験に取り組む参加者たち 実験に取り組む参加者たち

参加者は13時から17時までの4時間、「蛍光色素フルオレセインを合成してみよう」をテーマに、環境にやさしいものづくりの化学であるグリーンケミストリー(Green & Sustainable Chemistry:GSC)について学びながら実験を体験しました。薬学教育開発センターの武永尚子助教が、蛍光色素や触媒化学の魅力について分かりやすく紹介?解説しました。

参加者は3~4人のグループに分かれ、学生スタッフから実験器具の扱い方や操作方法について丁寧な説明を受けました。本講習会では、「自身は変化せずに化学反応を促進する」触媒の基本的な役割について学び、触媒を用いることで、少ないエネルギーでも通常は起こりにくい化学反応が進行することを理解しました。実験では、環境負荷が低く安全に取り扱える固体酸触媒を用いて、蛍光色素フルオレセインの合成に挑戦しました。

さらに、合成したフルオレセイン溶液のpHを変化させることで色調が変化する様子を観察し、化学反応と物質の性質との関係について理解を深めました。参加した高校生たちは、目に見えて変化する現象に驚きながら、熱心に実験に取り組んでいました。実験の合間には、グループごとに研究室を移動して休憩を取り、学生スタッフから大学受験や現在の大学生活について話を聞く場面も見られました。

受講後のアンケートでは、「実験がとても楽しかった」「大学での学びがより身近に感じられた」「薬学部でどのようなことを学んでいるのかが分かり、進路選択に役立った」などの感想が寄せられました。

名城大学薬学部では、今後もこのような体験型講習会を通して、高校生の皆さんに薬学?化学の魅力を発信してまいります。なお、次年度も2回の開催を予定しております。詳細については、欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网8年4月以降に本学ホームページをご確認ください。

  • 温度やphによって変化します 温度やphによって変化します
  • 最後に参加者全員で 最後に参加者全員で
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